「私は今、すごく勉強してるから任せて」と夫に言えました
ご相談内容
退職後の生活設計に関するご相談。退職後は、引っ越しをして、セカンドハウスを買って暮らしたいという夢をお持ちのご相談者。その夢を叶えるため、収支についてご相談をいただきました。
お話したこと
希望する老後の生活設計を叶えられるのか、まずはキャッシュフロー表を作成しました。大きな問題点はなかったものの、希望する生活をするなら、まだまだ貯蓄は必要ということが分かり、今からどのように資金を準備すればよいかをお伝えしました。
さらに、会社を経営されているので、会社で用意すべき退職金と自分自身で用意すべき老後資金について、キャッシュフロー表から逆算して金額を算出しました。
ご相談後
2時間という枠の中でしたが、考え方という点で、とてもよく理解できました。今後も、出来ましたら長くお付き合いいただけたらと思います。
とのご感想をいただき、これから老後に向けての資金作りに早速取り掛かられたようです。
相談後のアンケートより
1、今回、オンラインという相談方法でしたが、使い勝手はいかがでしたか?
初めての体験でしたが、全く違和感がありませんでした。
最初は、回線が中断しないかなどの心配もしていましたが、映像、音声共に良かったです。
②あなたは、何に困っていましたか?
年収は決して少ない方では無いと思っていましたが、ほとんど現金での貯蓄が出来ておらず、老後の心配が年々、大きくなっていました。
③相談を受けて変化したことや実際に出た成果をおしえてください。
終了した直後に夫が帰宅しました。今回は、このオンライン相談のことは事前に話をしていました。ざっくり話した後に、教育費が終わっても定年までは出来るだけ、貯蓄は継続したいと話をすると、難色を示しました。子供の学費が減るのと同時に、貯蓄金額も減らしていきたかったようです。
(途中省略)
とりあえず、光熱水費、通信費、固定資産税、浄化槽代は私が負担、貯蓄とお小遣いは各自が自由にする、臨時の出費は、折半と決めました。
後日談
上記までが相談直後の状態です。 相談によって、課題や老後の生活に向けてすべきことが見えたので、すぐに行動に移されたようです。
が、ご主人の快諾を得られなかったのですね。
しかし、まだ続きがあります。相談の後に、このようなメッセージをいただきました。
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老後2000万不足問題が連日のように報道される中、我が家では「やっぱりね、それ、分かっていることなのに、同世代のどうしよーとか言ってる人たちは大丈夫かな?」という話をしました。
ついでに、「私は今、すごく勉強してるから任せて。だから、給与と退職金は確保できるように、とにかく仕事は頑張ろー!」となりました。
家計の折半は、思いのほか順調です。
おこずかい部分を、お互いに干渉しないことがこんなにも楽だったとは。
外食しても割り勘ですから、給与前2人で節約するか、今回は出してあげるよーみたいにプチ贅沢するか、スッキリです。
我が家の運用は、3〜4年後、教育費が終了した所から、第4コーナーです。
ラストスパート出来るよう、今後もどうぞよろしくお願いします。
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ここまでがいただいたメッセージです。
相談後に決めた家計のルール、思ったよりうまく行っているとの報告を受け、とってもうれしいです。
夫が理解してくれないというご家庭が多い中、Tさんのご家庭はうまくいっているのは、Tさんの力量が大きいからですね。
しかも、老後2000万円問題に、不安を持つことなく「わかってることなのに」との反応。
そう、これが正しい反応!
すばらしいですね!
Tさんには、老後に実現したい目標があります。
その目標のために、家計をコントロールしているところ。 Tさんの目標、実現できるよう、応援しています!